「ムーミンコミックス展」24日から守山市の佐川美術館で
ムーミン75周年記念「ムーミンコミックス展」が10月24日から滋賀県守山市の佐川美術館で始まります。来年1月11日まで開催。
ムーミンコミックスとは、イギリスの大手新聞「イブニング・ニューズ」紙で連載されていた漫画のことで、登場キャラクターには、ムーミンとなかまたちが描かれています。会場には、ムーミン童話の原作者トーベ・ヤンソンと弟のラルス・ヤンソンによる連載コミックスの原画やスケッチなど日本初公開の貴重な作品約280点が展示されています。
1954年から「イブニング・ニューズ」紙で始まったムーミンコミックスの連載ですが、トーベ・ヤンソンは2年で辞めたくなりました。「イブニング・ニューズ」紙の連載契約は20年。なんとか、弟のラルス・ヤンソンと1959年まで共作しました。母のシグネ・ヤンソンの「コミックスはラルスが書くように」ということで1975年までラルスが描きました。そうしたトーベやラルスの原画や珍しい新聞が鉛活字だった頃の新聞用原版も多数展示されています。トーベとラルスの作品表現の違いも楽しめます。
ファン必見の珍しいキャラクターグッズも多数販売。特に今回の作品展のために用意された「図録セット」(2,200円)は、トーベ・ヤンソン編(87ページ)とラルス・ヤンソン編(108ページ)のコミックスが2冊セットになって、アート・ディレクターの大谷有紀さんがデザインしたおしゃれなトートバックに入っています。
写真は、会場入り口の前に飾られたウエルカムボード。ムーミンがなにやらラジオのような受信機で一生懸命に聴いていますね。おそらく、周波数79.1MHzの「FMおおつ」だと思われます。あなたもボードの横でムーミンと共に聞き耳を立ててみませんか。
- 場所:佐川美術館
- 開催日:2020年10月24日(土)~ 2021年1月11日(月・祝)
- 休館日:月曜日(11月23日、1月11日は開館)、11月24・25両日、12月29日~1月1日
- 入場料:一般1,000 円/ 高大生600円/ 中学生以下は無料※ただし保護者の同伴が必要
[主催]佐川美術館(公益財団法人SGH文化スポーツ振興財団)
[特別協力]ムーミンキャラクターズ社
[協力]ライツ・アンド・ブランズ、筑摩書房
[後援]フィンランド大使館、滋賀県、滋賀県教育委員会、守山市、守山市教育委員会、BBCびわ湖放送
[コミックス翻訳]冨原眞弓
[アート・ディレクター]大谷有紀
[企画制作]東映
[特別協力]ムーミンキャラクターズ社
[協力]ライツ・アンド・ブランズ、筑摩書房
[後援]フィンランド大使館、滋賀県、滋賀県教育委員会、守山市、守山市教育委員会、BBCびわ湖放送
[コミックス翻訳]冨原眞弓
[アート・ディレクター]大谷有紀
[企画制作]東映