世界初!実寸「ひつじのショーン ファームガーデン」3月開園へ
人気クレイアニメ「ひつじのショーン」を世界初のリアルサイズで表現した観光農園「ひつじのショーンファームガーデン」が来年3月23日、米原市多和田の「イングリッシュガーデン ローザンベリー多和田」にオープンします。
ひつじのショーンは、英国・アードマン・アニメーションズが制作し、2007年3月からBBC(英国放送協会)で放映している人気アニメ。日本ではNHKEテレ(NHK教育テレビジョン)で同年4月から放送中。主人公のショーンは普段は四足歩行で草を食べ普通の羊を装っているが、牧場主が居ないときは二足歩行で、ほぼ人間と同じ生活をしています。いたずらが大好きで騒ぎを起こすエピソードがストーリーの中心で、子どもたちだけでなく大人のファンも多い。
ファームガーデンは、ローザンベリー多和田の北側の約3000平方メートルに新設されます。アニメに出てくる「牧場主の家」や隣接する「ひつじたちの小屋」が建てられます。トウモロコシが原料の環境に優しいプラスティックでキャラクター人形が作られ、アニメで見た有名なシーンが楽しめます。
カフェテラスには、天然素材の無農薬の素材を使ったメニューもあり食育にも役立ちます。家族連れで楽しめるよう授乳室、多目的トイレを新設しています。羊は現在もいる全身が白いコリデール種と、ショーンと同じ顔が黒く少し活発なサフォーク種も新たに仲間に加わります。
14日滋賀県庁で記者会見した運営会社メリーデイズの大澤恵理子社長は「ショーンの世界は、そこだけを切り取ったものではなく、どこを見ても隅々まで美しいガーデンの中に調和し広がるように心がけ、多くの人に楽しんでほしい」と話す。また、アードマン・アニメーションズ常設施設&ライブイベントシニアマネジャーのナイオ・ハーディング・ヒルさんは「建設中の施設を見たがショーンの世界観がディテールが細かく再現されていて、大変驚いています。クリエイティブな物づくりの精神がアードマンと同じパートナーが持て大変うれしい。多くの人に英国の庭園や農場の雰囲気を味わっていただきたい」と話していた。
「ひつじのショーンファームガーデン」を含むローザンベリー多和田の入場料は、中学生以上1000円、3歳から小学生まで500円、2歳以下無料(開園の来年3月23日からの料金)。年末年始、毎週火曜は休園。問い合わせは、「イングリッシュガーデン ローザンベリー多和田(電話0749・54・2323)」へ。ホームページは、http://www.rb-tawada.com へ。
イラスト、写真提供はメリーディズ